背番号42❗
アンドリュー・ジェームズ・アンダーソンの鮮烈デビューです❗
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左右こそ違えど、その背中にクリス・ジョンソンの姿を重ねた人も多かったでしょうね。
クリスのデビューは準完全試合❗
6回まで完全投球で迎えた7回表、1番山田哲人にライト前に落とされましたが、最後はその山田を三振にとって28人で試合終了❗
もの凄いデビュー戦でした。
そして、今日はそのクリスの42番を受け継ぐ期待の右腕、アンダーソン❗
いやぁ、アンディーの球は強かったですね。
初球からいきなり151km/hを計測すると、その伸びのある速球で、築くは三振の山❗
先頭香月をど真ん中のストレートで見逃し三振❗
2番廣岡を高めのストレートで空振り三振❗
3番ポランコを151km/hのストレートからの138km/hのチェンジアップで空振り三振❗
これ以上ない最高の立ち上がり❗
私は、カープの攻撃より、アンダーソンの投球に釘付けになりました。
そして、注目の4番岡本との初対戦では、ストレート、スライダー、ストレートでの三球三振❗
これで4者連続❗
そして、丸レフトフライの後、6番ウォーカーも球威のあるストレートで空振り三振❗
2回り目からはストレート意識の巨人打線の裏をかくように、変化球からの入りを多くして、打たせて取るピッチングにスイッチ。
明確な意図を感じる磯村のリードに見事に応えるアンダーソン❗
スライダーもチェンジアップもナックルカーブも素晴らしい。
どの球種でもカウントが取れ、勝負球にも出来る見事なピッチングでした❗
4回表、ポランコが放った1、2塁間の打球は、ヒット性❗
しかし、上本が菊池ばりのスライディングキャッチで好捕し、ファーストへ。
この好プレーにはアンディーも笑顔でした。
ノーノーが生まれるときにはこんな好プレーがつきものよね。
気が早いですが、4回表の時点でそう感じました。
5回裏、カープが、ケンティーと、磯村の今シーズン初となるヒットで、ワンアウト1、3塁のチャンスを作ると、
ここで、小園が高いバウンドのセカンドゴロを放ち、カープ先制❗
この展開では、キレイな得点である必要なんてない。
均衡を破るこの1点はとても大きかったですね。
グランド整備ブレイクが明けた先頭バッター❗
ちょっと意識しました。
すると、先頭の大城に、変化球に上手く対応されセンター前ヒット❗
この初めてのランナーをバントで送られ、ピッチャーのメルセデスには上手く進塁打を打たれて、ツーアウト3塁。
こんなピンチでも、アンディーは全く落ち着き払ったもの。
1番香月をセカンドゴロに打ち取ってスリーアウト❗
ランナーを背負っても全く問題なしでした。
6回裏、上本と龍馬で見事な追加点❗
いやぁ、この2点目大きかった。
さすが龍馬、メルセデスには滅法強い。
この追加点で、グッとカープのゲームになる気配が高まりましたよ。
アンダーソンは7回もきっちり3人で抑え、1安打無四球の完璧投球、ここまで82球❗
まさか交代はないと思っていましたが、ここは監督は最初から決めていたんですね。
本来はもう少し下で調整したかったのを、勝負所の巨人戦にぶつけてきたのはそういうこと。
7回もしくは90球までと決めての、今日の初先発だったようです。
だったら、島内は予定取りで準備万端のはず・・・
しかし、いきなりの3-0・・・
誰か助けて~と祈りましたよ。
しかし、そこから島内は頑張りました❗
丸を3-0から力のあるストレートで押し込んでショートフライに打ち取ると、
ウォーカー、大城と連続三振❗
気が早いかな?
いや、でも言ってしまおう、カープ鬼門の8回に、新セットアッパーの誕生です。
8回裏、もう1点欲しいと思ったところで、ツーアウトランナーなしからもぎ取った1点❗
上本の出塁、ライアンの繋ぎ、坂倉の選球眼❗
これがまさに、派手さはないけど結構強い、カープの野球です。
9回表はもちろん栗林❗
中10日は開きすぎで、コントロールは上ずっていましたが、ストレートに力はありました。
ワンアウトから四球で出したランナーを、1番香月のファーストライナーゲッツーで仕留めて、ゲームセット❗
3対0❗
奇しくも、クリスがデビュー戦で成し遂げた28人ゲームを、アンディー、島内、栗林のリレーで成し遂げました。
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鯉のぼりの日に、なんと、清々しい勝利でしょう❗
昨日のもやもやした逆転負けで曇った心が、たった1日でスッキリと晴れました。
佐々岡監督が言いました。
『非常に頼もしい1枚が加わった』と。
カープファンの気持ちもまさにそれ❗
そして、来日初登板・初先発・初勝利・初ヒーローのアンディーが言いました。
『カープノファンガイチバンジャケン❗』
最高の笑顔でのこの台詞❗
我々カープファンの心をわしづかみですね❗
Source: やっぱりカープがナンバーワン
42番の鮮烈デビュー❗