増田達至投手が、生え抜きとしては初の、史上18人目の150セーブを達成しました。
節目の記録達成にも、変わらず周囲へ感謝の言葉を口にする #増田達至 投手。
これからもライオンズの守護神として、チームに勝利をもたらす投球をたくさん見せてください!
改めて、おめでとうございました!
▼150セーブ記念グッズも出ます!https://t.co/cXGazk7T5l#seibulions #達至のおかげです pic.twitter.com/phsS3kL3lT— 埼玉西武ライオンズ (@lions_official) May 1, 2022
通算成績です。
2013年に2先発していますが、それ以降は中継ぎ一筋の投手です。
主にセットアッパーとして、守護神の高橋朋己投手に繋ぐ役割をしていましたが、高橋投手の怪我もあり、2016年からは守護神として活躍しています。
2018年には不調により、ヒース投手に守護神を譲りましたが、翌2019年はK/BB7.40と大復活を遂げました。
負担の大きさから短命に終わる中継ぎ投手も多い中、通算で480.2回、毎年30試合以上投げているタフさは素晴らしいです。
通算の主な指標では、
K/BB3.71 WHIP1.12 奪三振率7.85 与四球率2.11
四球が少なく三振が取れる素晴らしい成績です。
最近は変化球も増えましたが、投球のほとんどはストレートの投手です。真っスラとも呼ばれる、カット気味に変化する独特なストレートで多くの三振を奪ってきました。
守護神といえば、速いストレートにウイニングショットの変化球を持っているのが一般的ではありますが、ウイニングショットの変化球がなく、ほぼストレート一本でここまでセーブを積み重ねて来たのは、珍しい投手でもあります。
昨年から、そのストレートに陰りが見え始め、今季はここまで奪三振率2.45と空振りが取れなくなってきています。
そのため、変化球も交えながらの投球となってきていますが、与四球率1.63と制球力は健在ですので、空振りは取れなくてもしっかりコースに決めて、凡打を打たせる投球を見せています。
ライオンズには、平良海馬投手という球界トップクラスの中継ぎ投手もいます。
増田投手は、長年実績を積み上げたプライドもあるでしょうけども、素直に平良にほ勝てないと話しています。
マウンド上では強気であっても、この辺の負けを素直に認める辺りは、増田選手らしい部分です。
最大出力では勝てないですが、制球の良さとマウンドで動じないメンタルは負けていないので、お互い競い合ってもらいたいです。
増田投手は、生涯ライオンズ宣言をしてくれた選手です。
高額な複数年契約を結びましたが、昨年からの投球を見ていても、年齢的にも、徐々に不良債権化する可能性も出てきます。
活躍しないと色々言われてしまうと思いますが、ライオンズ中継ぎ陣の中では、これだけ制球の良い投手もいないので、老け込まずにまだまだ現役として頑張ってもらいたいです。
Source: 埼玉には何もない。
【西武】増田達至投手、150セーブの軌跡!