FAの近藤健介選手が日ハムの納会ゴルフに参加し、これで球団行事全てが終わりました。
稲葉GM、新庄監督からも残留の説得を受けました。
本人は、全然決まっていないと未だ動向が不明ではありますが、球団行事は終えましたし、明日以降いつ決断しても可笑しくない状況となります。
本当に迷っているのか、それとも意中の球団からの条件がイマイチなのか、ほとんどが噂レベルの報道ですのでまだ近藤選手の心の内は掴めない現状です。
現時点で出ている報道では、日ハム球団に外国人補強に関する質問をしたとの事ですので、優勝を狙える球団が良いというのは有力です。
となると、オリックス、ソフトバンクが有力ですが、まだ決めていません。
また、関東に住みたいという希望があるらしいですが、これは関係者談なので分かりません。事実なら、地元である千葉のロッテが有力です。
ライオンズ的には、近藤選手は松井稼頭央監督に憧れていたとの報道がありましたが、その次の日にはソフトバンクの再交渉に同席した長谷川コーチを師と仰いでいるとの報道もされていました。
一昔前の巨人ブランドのようなものが、もしライオンズにあるならあり得ますがそれはないですし、松井稼頭央監督への憧れだけではファン向けの表向きの理由にはなっても、本心の部分で決め手となるメリットにはなりません。
ここまで決断が伸びると、決め手を作るために条件を上積みしたい所ですが、それが出来ないライオンズにとっては劣勢が予測されます。
近藤選手がどういう決断をするのか気になる所ですが、やはりここまで伸ばしている理由が最も気になります。
日ハムに義理立てて球団行事が終わるまで決断をしなかったり、万が一本当に迷っていたのならかなりの人格者です。
球界最多の20人もの選手がFA流出したライオンズファンからすれば、球団の方針などから移籍やむ無しのFAを除けば、基本的にはおそらくタンパリングによる既定路線の移籍です。
メールで断ったり、真っ先にFAして真っ先に移籍先を決めたりと、ライオンズファン的にはこれがFA移籍の実態です。その後は、ファン感でサヨナラの挨拶をするというコースが最近のお決まりとなっています。
もし近藤選手が、今までお世話になった日ハムに配慮して球団行事が終わるまで決断を伸ばしていたなら、非常に義理堅い選手です。
日ハムファンからすれば、FA移籍したら義理堅いも何もないだろと思うでしょうけども、ライオンズファンからすれば十分義理堅い部類の選手です。
また、もし本当に迷っていたのならタンパリングがなかった、もしくはあったけど特定球団に肩入れしなかったということなので、このクラスの選手としては非常に稀なケースです。
ライオンズとしては戦力的だけでなく、こういった性格の選手は是非とも獲得したい所ですが、明日以降何かしら動きが報道されるのかどうかも注目です。
Source: 埼玉には何もない。
【FA】近藤健介選手球団行事を全て終える。