初球を振り抜く勇気❗





初球を振り抜く勇気❗

ターニングポイント

私は、初球を迷わず振り抜いた宇草の打球が右中間スタンドに吸い込まれて行った時・・・

今日のゲームが今シーズンのそれになると感じました。

カープはここから変わっていきます・・・きっとね・・・ 

・・・・・

99厘負けだった今日のゲーム。

でも、最後に勝ったのは我らがカープ

これまで阪神に負けてなくても、明らかに力は向こうが上。

勝つなら9回裏までに決着をつけなければ・・・

延長となれば、かなり分は悪く、勝ち目はそうとう薄いと感じていました。

それなのに、その延長で、勝ちました。

負け方は簡単に想像出来ても、勝ち方を全く想像出来ない・・・

それなのに、予想を裏切るホームランでの同点、想像を超えるホームランでのサヨナラ・・・

野球は、想像を遙かに超えていきます

今日のゲームはターニングポイントになります。

・・・・・

ガンケルは不調。

そして、遠藤も不調でした。

なので、遠藤が何とか粘っている中、カープは4点は取らないとダメでしたね。

でも、ほんと、カープ打線は坂倉と小園を除いて積極性に乏しい。

甘いファーストストライクを振っていかない。 


1
点は取っても、2点目3点目を取れない。

特に痛恨だったのは、3回裏の攻撃。

追いつかれた直後に菊池ですぐさま追いついて、マクブルームが繋いだこのノーアウト13塁の場面。

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打席には願ってもない5番坂倉・・・

ここでの攻撃は本当に試合を分けるものでした。

でも、結果は考えられる中で最悪のもの。

セカンドゲッツーでも1点なのに、ファースゴロで、バッターアウトと、サードランナーも挟まれてアウトなんて・・・

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3点目は最低限のノルマという場面で、一気にツーアウト3塁。

會澤がヒットを打てばカバーできましたが、それもならず・・・

こんな攻撃をしていれば、当然遠藤は追いつかれます。

ただ、縦割れのカーブが全く決まらない中、遠藤も粘りました。

はっきり言って、今床田に次いで信頼できるピッチャーです。

5回表もアンラッキーなヒットの連続からのピンチで、佐藤輝明のゲッツー崩れだけの最少失点で凌いだのは素晴らしかった。

私は、ここで、2-0となってから糸原をセンターフライに打ち取った事をめちゃくちゃ高く評価します。

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遠藤は同点こそ許しましたが、勝ち越しは許さなかった。

そして、その裏に、マクブルームが渋い勝ち越し打を放ちますが、ここでもまた坂倉です。

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32とした後の、ワンアウト13塁。

先ほど痛恨の打球を放った坂倉ですよ・・・

この場面では絶対に打つ

誰もがそう思ったこの打席・・・なんと、同じ球3つで空振り三振・・・

そして、會澤もまたカバーできず。
 

遠藤に勝ちは付きましたが、これで勝たせようと言うのは甘過ぎると感じました。

まさか遠藤を5回で降ろすとは思いませんでしたが、佐々岡監督が初めて勝負手を打ってきました。

遠藤の調子は確かに悪かったですが、まさか、この打順で代えるとは想像を超えました。

結果は、矢崎が見事に三者凡退。

でもね、問題は7回のケムナよね・・・

私なら、遠藤を6回までは投げさせていた気がします。

で、そのケムナ・・・

とても残念でしたね。

佐藤輝明を押し込んではいましたが、結果は同点タイムリー。

大山は打ち取りましたが、遠藤の勝ちを消す1失点。

1点リードはしんどい・・・でも、失敗は失敗・・・リリーフは結果を求められるポジションですから。

89回はなんも心配をしていませんでしたが、9回裏にサヨナラを決めなければ、カープは負ける。

ネガティブな私は、100%に近い確率でそうなると思っていました。

で、その10回表

ピッチャーは松本竜也。

先頭は3番近本。

初球

見事なレフト前ヒット

私は、カープ打線にこのようなヒットを求めます。

迷いのないスイング、甘めのファーストストライクをしっかり振る勇気

松本が続く佐藤に投げた球は悪い球ではなかったですが、それは、相手を分かっていないということ。

どうやったら佐藤を打ち取れるか・・・そのプランが違うということです。

真ん中低めの見逃せばボールになるような低めのフォークを見事に拾われて、タイムリーツーベース

カープは、勝ち越しを許した上に、ノーアウト2塁の大ピンチ

バッターは、最強5番の大山です

今日のゲームのターニングポイントはここからの3打席

松本竜也はルーキーですよ

延長10回に、43とされた後の、ノーアウト2塁。

ここから、大山、糸原、山本。

松本竜也は、素晴らしい球を投げ込みました。

まずは、大山をストレートで見逃し三振

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続く糸原をストレートで空振り三振❗ 

さらに、山本をストレートでサードゴロ

ここでの、粘りがどれだけ大切だったか・・・

私は、正直、今日は35で負けると思いましたから・・・

松本竜也は、ショックを抱えながらも、強い気持ちで後続を断ち、最少失点で10回表を終えてベンチへ・・・

そして、その裏に、野球の深さを知ることになります。

10回裏の主役は、ここまで今日の戦犯とも言っていいくらいの状態だった坂倉。

そんな男が、野球の凄さをまざまざと見せつけてくれました。

カープはこれまでアルカンタラから打者12人でヒット1本の無得点。

最後、軽く抑えられて敗戦・・・って・・・

そんな想像を切り裂く、もの凄い打球

これこれ、これを求めています。

2-0というバッティングカウントからのこの迷いのないスイング。

これが常に出来ていた頼りの4番が今のカープにはいません。

狙い球を強く振っていける事が出来なければ、強い打線にはなかなかならない。

今日チャンスを潰してきた坂倉が、この土壇場で見事に見せてくれましたよ。

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44

同点です

そして、11回表のピッチャーをどうするかと思ったら、なんと松本竜也の回跨ぎ。

これには、大賛成

そして、松本も、下位打線ではありましたが、見事に三者凡退で締めました。

勝ち方が見えてこない私なので、考えていたのは12回表の守り・・・

きっと、ピッチャーは藤井黎來。

阪神の打線は2番から・・・

やはり、怖いのは近本・・・そして、大山・・・

なんとか抑えれば負けはない・・・

なんて・・グルグルグルグル・・・

11回裏に可能性があるなら堂林だけ、

その期待の堂林が空振り三振に倒れた時、もう思考は12回を巡っていました。

すると・・・すると・・・すると

もの凄い打球音が、私の思考を停止させました

えっ・・・

初球・・・

うそやろ・・・

やっぱり、野球は、ドラマです・・・

22歳のルーキーが延長で失点しながらも踏ん張り・・・

24歳のマルチプレーヤーが試合を降り出しに戻し・・・

25歳の3年目の選手が、試合を一振りで決めました

やはり、少し変わってきましたよ。

99厘負けだったゲームを、引き分けではなく、ひっくり返して勝ちました。

そして、その主役は、若い選手達。

持丸がデビューし、松本がプロ初勝利をあげ、宇草がプロ初のサヨナラ弾

決して強い勝ち方ではなく、もがき苦しみながらですが、それでも、みんなで勝ちに繋がるプレーが出来てきました。

宇草孔基

初球を狙ってくれて、本当に最高やったよ

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Source: やっぱりカープがナンバーワン
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