We love this guy❗
堂林翔太❗
最高の仕事をたったの一振りでやってのけました❗
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連日の二桁得点と言っても、今日の柳 vs アンダーソンは1点を争うゲームになると思っていました。
カープが柳を打てるとすれば、柳が不調なうちに捉えるしかない・・・
しかし、その柳は初回から完璧な内容。
手も足も出ず、初回から3回までパーフェクトピッチ。
これは、下手したらノーヒットノーランまであるかも知れないと感じました。
カープの先発アンダーソンは、ストレートに威力があって、変化球にはすこしバラツキはあったものの、無四球・無失点のピッチング。
ただ、そのやや乱れた制球からフルカウントにすることも多く、球数は少し要しました。
初回と6回は三者凡退でしたが、2回から5回はランナーを背負うピッチング。
ただ、その内、ランナーがスコアリングポジションに進んだのは2回の1回のみ。
見ていて安心感のあるピッチングでしたね。
しかし、いかんせん、柳が素晴らしかった。
4回に西川が四球を選んで、パーフェクトはなんとか阻止。
5回に小園がホームベースで高く跳ねるラッキーな内野安打で、なんとかノーノーは阻止。
そこからのワイルドピッチでセカンドにランナーが進みましたが、會澤はもの凄いインローへのストレートに空振り三振❗
続く中村健人も全く捉えられないセンターフライで、得点出来る気配は全くなし。
いい打球は、マクブルームのもう少しでスタンドに届いたというセンターフライくらいでした。
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6回表を三者凡退で抑えたアンダーソン。
6回裏はそのアンダーソンからという打順❗
佐々岡采配、見事でしたよ。
まだいけそうなアンダーソンにお疲れさんと伝え、
ここで、勝負の代打堂林❗
私には、7回はアンダーソン続投で、なんとか終盤まで0を繋ぎ、最後に柳攻略というプランしか考えられませんでしたから。
野間が戻って来て1番は野間。
中村健人にスタメンライトを譲ることも多くなっていた堂林翔太。
その堂林は、この打席でとても集中していました。
初球、慎重に低めのスライダー、ボール球から入った柳。
ここで、テンポ良く投げ込む柳を制して、堂林が間を取りました。
おっ、これは打つかも・・・
1球への集中力が増す堂林❗
堂林が自分の間を作った、次の1球❗
先ほど低く制球しすぎた同じカットボールが狙いより少し高く入りました。
堂林は、このカットを一閃❗
打球は、風なんか全く関係ない飛距離で、レフトスタンドの上段に飛び込みました❗
1対0❗
この瞬間、アンダーソンに勝ちが付く、殊勲の一打❗
今シーズン柳から初めて奪った得点、それは、なんと22イニング目での初得点。
柳が投じたたった1球の失投でした。
柳は、続く野間に抜群のインローのストレートで見逃し三振❗
凄すぎるメンタルと技術力❗
繋ぎのカープですが、今日の柳は連打が望める状態ではない。
堂林の打球がホームランでなければ、得点はなかったでしょう。
6回終了❗
さあ、カープのリリーフ陣がこの1点を守れるのか・・・柳は続投するのか・・・
ゲームが大きく動き出すのか、それともその動きを阻止出来るのか・・・
緊迫した試合展開、これも野球の面白さです。
私は、少なからず驚きました。
7回のマウンドに監督が選んだのは矢崎拓也❗
フォアボールだけはやめて・・・フォアボールだけは・・・
先頭の6番高橋周平。
いやぁ、フルカウントからのラストボール、いい球でした・・・
ストライクでもいいんじゃないの~?
しかし、判定は無情にもボールで先頭へのフォアボール❗
うわ、やってもうた・・・
7番木下。
ここは、本当に助かりました。
初球攻撃は、高めのストレートに押されたファーストファウルフライ❗ワンアウト。
一瞬バットを寝かせかけましたが、サインは進塁打。
タイミングを遅らせた右打ちは、矢崎のストレートの球威が勝ちました。
矢崎はいい球を投げていましたね。
1-0の7回のマウンドという相当なプレッシャーの中、自分の球をしっかり投げ込んでいました。
ここで、バントがないということは、柳続投の可能性が高い。
8番三ツ俣への代打溝脇にチャンスを広げられない限り、柳が打席に立つでしょう。
矢崎は、しっかりストライク先行で追い込み、最後は見事なフォークで空振り三振❗
バッティングのいい柳裕也にもしっかりと自分の球で勝負をして、空振り三振❗
素晴らしい❗
矢崎が勝ちパターンの7回に名乗りを上げました。
7回裏、連続試合出塁記録を続けている4番マクブルームの打球は惜しかった。
いい感じで打ち返しましたが、ライトフライで記録は29試合で途絶えました。
ただ、今日も柳相手に内容は悪くなかったですから、またここからですね。
8回表の森浦、ここは予想通り。
いやぁ、苦手な左が続く1番からに対して、文句なし❗
カーブを有効に使い、ストライクでどんどん攻めて、三者凡退❗
矢崎、森浦で、試合の動きを完全封鎖ですよ❗
8回裏、柳の2球目の失投を會澤が捉えて、ノーアウト2塁。
中村健人が見事バントを決めたところで、柳は降りました。
ここは監督に聞いてみたい。
なぜ、會澤に代走を出さないのか・・・
ノーアウトセカンドでも、代走。
ワンアウトサードでも、もちろん代走がセオリーな気がしました。
栗林が打たれた時の延長に控えキャッチャーが足りないなら、なぜ奨成を落とすのか・・・
磯村を残しておきたいのなら、坂倉を回せばいい。
しかし、坂倉を回すより、會澤でいきたかったという事なのか・・・私にはよく分かりませんでした。
結局、代打松山はロドリゲスの前に三振に倒れ、代走うんぬんが試合の鍵を握ることはありませんでしたが、
代走なら、外野は少し浅くなり、内野の守備も緊張感が違ったのにとは思いました。
イメージとしては、あの悲惨なサヨナラ負けをイメージするような攻撃力の緩み。
こんな1つ1つのことが、シーズン後半には大事になってくるような気がしてなりません。
9回の栗林❗
素晴らしかったです。
投げられなかったコンディション不良は解消していたのですね。
我々ファンと、山崎隆造氏の心配をよそに、完璧なセーブ。
フォークがむちゃくちゃキレてました。
カープのリリーフは、7、8、9回をピシャリ❗
YMKの新勝ちパターンで、1点を守り切り快勝❗
11対5よりも、10対1よりも、強い1対0❗
カープはホームで完全に息を吹き返しました。
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5分でいきたいといった交流戦前の最後の週は、3連敗の後の3連勝で、5割を達成。
6の貯金を減らすことなく、交流戦へ向かいます。
そして、パ・リーグはどの相手も強いですが、1ついいことは、火曜日はここマツダから❗
少なくとも佐々木朗希が投げないロッテが相手です。
さぁ、やってやりましょう❗
12球団随一の先発投手陣をひっさげて、全試合を勝ちにいきますよ❗
Source: やっぱりカープがナンバーワン
堂林の間とYMK❗