完全復活を目指す若林楽人選手は、紅白戦でも存在感を出しました。
ルーキーイヤーで見せた打撃と足が使えればレギュラー確定なのですが、全力プレイが出来る完全復活となるかがポイントです。
手術明けとなった昨年は復帰はしたものの、不完全燃焼の成績でした。足を気にする素振りもありましたし、打撃面では空振りが多すぎました。
本人は昨年、ホームランバッターになりたいと言ってましたがそれは本心ではなく、やはり足の状態が良くなく走れないと分かっていたからこその発言だったとインタビューで話しています。
ただ、今年の目標は20盗塁を掲げました。
若林選手にとっては控えめな数字ですのでまだ不安があるのかも知れませんが、武器である足を活かした目標をようやく立てられるまでに回復しました。
幻の盗塁王とも言われたスピードスターの完全復活は、ライオンズファンの念願でもあります。
しかし個人的には、完全復活にはまだ時間がかかると思ってます。
もしかすると来季以降になるかも知れないとも思ってます。それだけ足を武器にしている選手にとっては大きな怪我でした。
ただ、紅白戦では順調に来ている様子が伺えました。
今日の紅白戦で走者一掃の3点適時二塁打を放った #若林楽人 選手!
得意の足はもちろん、打撃でも調子の良さを見せています!
▼今日のダイジェストはこちらhttps://t.co/8l0JE0Nni8#埼玉西武ライオンズ #seibulions #南郷春季キャンプ pic.twitter.com/MstYyhyFgR— 埼玉西武ライオンズ (@lions_official) February 22, 2023
順調というよりも、むしろ良い状態です。
もう少し大振りを抑えたいですが、昨年の荒っぽい大振りから比較的ですがコンパクトなスイングが出来ていますし、出塁率を意識した打撃が出来るかも知れないと期待も高まります。
積極的なスイングが持ち味ではありますが、出塁率を意識するならスイングは控えめな方が良いです。
打てる球が来たら一発で仕留めるつもりで、しっかりボールを待ち見極める打撃を今後の実戦で見せられれば、上位打線を任せられる選手として復活するかも知れません。
守備に関しては、打球判断がイマイチですので改善したいです。また、大怪我したのは守備でしたので、落ちるか落ちないかの際どい打球で怖さがないかは懸念材料です。
今季はペイトン選手、蛭間選手と期待の外野手を獲得しましたし、以前のように試合に出られるかは分からない状況です。
ただ、足さえ万全なら走魂を体現出来る選手ですので、松井監督も起用したくなると思います。
個人的には完全復活はまだ早いと思ってますが、ここまで順調に来ていますし、いい意味で期待を裏切り開幕からルーキーイヤーの時のような輝きを見せてもらいたいです。
Source: 埼玉には何もない。
個人的にはまだ先だと思っているが。。。