松坂コーチの教えを活かせるか。





松坂コーチの教えを活かせるか。

今季こそは戦力化したい、伸び悩んでいる若き左右の先発投手です。

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浜屋投手は一昨年、渡邉投手は昨年の開幕ローテ投手に抜擢されるも結果を出せず、昨年は両者共にファームのローテを回しました。

期待をされながらイマイチ伸びて来ない現状ですが、首脳陣からの期待は高くキャンプもA班です。

A班ということは、松坂大輔臨時コーチからの指導も受けました。

現役時代から思慮深いコメントも多かったとはいえ、指導者としてはこれからの松坂コーチです。渡邉、浜屋投手とはチームメイトとして面識はありますが、ずっと見てきた訳ではないので全てが分かる訳ではありませんが、思うことがあったのでしょう。

松坂コーチが見ているのもありますが、それを抜きにしても両者共に投球に力みが見られたため、力を抜くアドバイスをされています。

渡邉投手は対左打者にはアウトハイに抜ける悪癖がありますし、制球も不安定な投手です。

松坂コーチからは、リラックスしながら投げられるボールがあると楽になるとアドバイスされました。

渡邉投手の場合は、それがカーブと本人は考えています。

元々落差もあるカーブを持っていますが、ストレート、カット、スプリットと速い球が主体ですので、カーブで緩急も付けられると投球の幅も拡がります。

力んで制球を乱すこともありますし、打者だけでなく自分にも変化を与えられるカーブを上手く使っていきたいです。

個人的にも、渡邉投手の場合はストレートと変化球のコンビネーションで抑える投手ですし、カーブで緩急を使うのは良いと思います。

ただ、ストレートの球速がもう少し欲しい所ですので、オフに高橋、平良投手らと共に鍛えた身体を扱えるようにしたいです。

投球フォームをスリークォーター気味に変えた浜屋投手は、まだまだ投球フォームが固まっていないようです。

松坂コーチからは、「ウエイトやランニングをガンガンやって、足が動かないくらいの状態」にした上でブルペンに入り「打者の膝から上にいかないよう、低めへ10球連続で投げろ」というアドバイスです。

高低を使うためにも、もう少しボールを低めにというアドバイスも貰いました。

球質的に被弾を浴びやすい投手ですし、中途半端な高さのストレートをスタンドに持っていかれるシーンは多々見ています。球速も140そこそこと物足りませんし、制球も良くないです。

空振りの取れるチェンジアップを持っていますが、それを活かすにはストレートをしっかり高低左右に投げ込めないと活かせません。

本当は、高めに140後半のストレートを投げ込みファールを稼ぎ、低めのチェンジアップで討ち取りたい所ですが、そこまでの馬力がないのが悩ましいです。

本人が将来像をどう考えているか分かりませんが、現状の力だと同じ左腕なら隅田、佐藤投手の方が魅力的な球を投げています。

使い所のある投手を目指すなら、中継ぎとして左キラーを目指しても良いと思いますし、先発をやるなら全体的にもうワンランク上げないと厳しいです。

どちらにせよ、現状を打開しなければならないため、今回腕を下げましたしスライダーを活かせる投球をもう少し身に着けたいです。

現状はフォームを固めるのが先決ですが、松坂コーチから見た浜屋投手はフォームに力みが見られるようですので、改善していきたいです。

個人的には、まだ伸びしろがある可能性を信じて、出力をもう少し上げたい投手ですので、ウエイトをガンガンやって力みを取るついでに、フィジカル的にもパワーアップしてもらいたいです。

力はあるからこそ、開幕ローテにも抜擢された経験のある両投手です。

今は伸び悩んでいますし、開幕ローテは厳しい現状ですが、A班キャンプに選ばれていますし色々なアドバイスを糧にレベルアップのきっかけにしたいです。

特に渡邉投手は、ウエイトで身体もだいぶ大きくなりましたし、その大きくなった身体を扱えれば戦力化出来ると思います。

昨年のファームを見てもストレートの球速が物足りませんでしたので、軸となるストレートがどこまで力強さが増したのか、それともまだまだ物足りないのか、オフに取り組んだ結果が見える実戦登板が楽しみです。

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Source: 埼玉には何もない。
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