新師弟コンビの山川、西川選手です。
ファームでは圧倒的な打撃を見せるも、3シーズンに渡り1軍でヒットが出ない西川選手に山川選手が手を差し伸べました。
西川選手は自主トレを1人でやっていたようですが、山川選手から声を掛け同行させました。さらには、打撃論について西川選手の考えを否定し、イチから作り上げる事にしました。
そのため、1年間常に身近で見ているようにと弟子にも取りました。
本来、体育会系なら尚更、教えを請うときは後輩から先輩にお願いするものですが、もがき苦しんでいる後輩を見て山川選手から声を掛けたのは有り難い話しです。
自主トレからキャンプと一緒に行動しています。
休養日も一緒に自主トレを付き合ってくれるのは、西川選手にとっては大きな事です。
#山川穂高 選手と #西川愛也 選手
オフ日返上で練習しています!#seibulions #ライオンズ #サンデーライオンズ #nack5 pic.twitter.com/nevNxQwkYu— サンデーライオンズ (@sundaylions795) February 10, 2023
西川選手は、一昨年打撃フォームを変えましたが、今季もまた変えました。
結果が出ないからこそ模索中な訳ですし、結果を求める前に、まずはその打撃フォームを固めて模索中を終わらせなくてはなりません。
ずっとヒットが出てないので、1本出れば気持ち的にも大きく変わると思いますし、オープン戦からアピールしたいです。
おそらく山川選手は今オフで移籍となります。常に身近で共にする時間は少ないです。
ソフトバンクのリチャード選手も指導していましたが、チームメイトにも手を差し伸べ、指導者としての才覚も見せ始めた中での移籍は残念です。
コミュニケーション能力にも長けていますし、昨年の成功で自身の打撃論にも自信を深めています。
山川選手と西川選手ではタイプ的には違いますが、差し込まれる事で悩んでいる西川選手に、前捌きの打撃を身に着けさせている部分は、山川選手もそれで復活しましたし教えられる事も多いと思います。
西川選手も恵まれた長い手足を活かせていないため、身体の使い方を知り、染み込ませたいです。
中村剛也選手は、ポイントポイントでアドバイスするタイプですが、山川選手は嶋コーチのような熱心な教え魔になりそうです。
ライオンズが誇る大砲2人が、こうやって若い選手を教える、しかも教え方のタイプも違うのはバリエーションもあってとても良い事です。
その良い傾向を維持するために、出来れば山川選手には残ってもらいたいですが。。。
ただ、山川選手も言うように後は西川選手が結果を残すしかありません。
結果を出せなければただの付き人です。
ただの付き人で終わるのか、結果を残しレギュラーとなれるのか、今季の西川選手に期待したいです。
Source: 埼玉には何もない。
【西武】師弟コンビの熱い絆!