度重なる不倫や新型コロナウイルス感染対策ルール違反、球団への虚偽報告などの罪状が重なり2021年に千葉ロッテ球団を契約解除された清田育宏氏が契約解除の無効と未払いとなっている複数年契約分の報酬を求めてロッテ球団を提訴していましたが、このほど球団と和解が成立し、訴訟を取り下げたそうです。
清田が自身のインスタグラムで明らかにしました。
元ロッテの清田育宏氏 契約解除めぐり提訴していた球団との和解を報告「両者にとって円満に」(スポニチ)
元ロッテの清田育宏氏(36)が8日、自身のインスタグラムを更新し、球団と和解したことを報告した。清田氏は21年11月、新型コロナウイルス禍で不要不急の外出をしたことなどを理由に契約を解除されたことについて「処分は違法で無効」として、球団選手としての地位確認や計約9700万円の損害賠償を求める訴訟を東京地裁に起こしていた。
この日、清田氏は「ご報告」とし「この度は、僕の行動により多くの方々にご迷惑とご心配をおかけしてしまい、大変申し訳ございませんでした。一昨年11月から始まった千葉ロッテマリーンズ球団との裁判は、両者にとって円満に和解する形で終わることができました。こちらが訴訟を取り下げ、裁判外で和解しました」と報告。さらに「今一度自分をしっかり見つめ直し、これまでお世話になった方々に恩返しができるよう、また多くの方々の力になれるよう、色々なことをやっていきたいと考えています。より一層精進して参ります。今後とも清田育宏を宜しくお願い致します」とつづった。
清田氏は20年9月、遠征先の札幌で女性と会食をし、球団に事実と異なる説明をした。その後、チームで新型コロナの集団感染が判明。清田氏も陽性となり、球団は21年1月、無期限謹慎処分とした。5月1日に処分は解除されたが、その後、女性と複数回外出をしたことが発覚。球団は同23日、チームへの背信行為に当たるなどとして選手契約を解除したと発表した。
しかし清田氏側は、球団のルールは外出の自粛を求めたものだとして「外出禁止は定められていなかった」と指摘。労働組合の日本プロ野球選手会が清田氏の処遇などの協議を望んだのに球団が応じず、一方的に契約を解除したのは「解雇権の乱用だ」と主張していた。
おそらくロッテ球団側から清田に対して金銭が支払われたのではないかと思われます。
プロ野球選手の契約解除を巡る裁判は前例がなく、もし判決が下されれば貴重な判例となったでしょう。
日本の司法の歴史に清田の足跡が刻まれるチャンスだっただけに、取り下げは残念。
とことんやりあってほしかったです。
訴訟取り下げなので契約解除の無効は主張しないということになり、清田のロッテ復帰は完全になくなりました。
今後はどうするのでしょう。
真面目に生きていればロッテで引退し、コーチになれたものを・・・。
ただ、清田の所業は人として最低だと思いますので、裁判が終結したからと言って好意的に見ることはできませんね。
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Source: マリンブルーの風
コロナ不倫で解雇の清田がロッテ球団と和解し訴訟取り下げ